早期英語教育

早期英語教育を行うと、子どものアイデンティティが危機になる?

おうち英語.com   管理人の  みやびです。

今回は、早期英語教育を行う際に話題になる、早期英語教育を行うと、子どもの日本人としてのアイデンティティが危機におちいる?というテーマについてです。

娘が1歳を過ぎて、1年間早期英語教育を行うも挫折…。5歳半から再び始めた、娘との早期英語教育を行う中で、私なりに感じたことも含めて書いてみたいと思います。

★早期英語教育におけるアイデンティティの危機とはどういうことか?

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まず初めに「アイデンティティ」とは、「同一性」「一致」「国・民族・組織など、ある特定集団への帰属意識」などの意味があります。

この「国・民族・組織など、ある特定集団への帰属意識」というアイデンティティ、つまり早期英語教育を行うことで、日本人というアイデンティティがうまく育たないのではないか?という点が問題になっています。

ここで日本で行う早期英語教育からは少し離れて、日本人のアイデンティティの危機とはどのようなものでしょうか?

それは具体的には、例えば、幼少期からアメリカに移住して、思春期に日本に帰国する。などした帰国子女の方がぶつかる問題などが、アイデンティティの危機としては分かりやすいですね。

それは人として、また思考力の基礎も形作られる幼少期・児童期を、アメリカの文化や人間関係の中で過ごした後、日本に帰国する…となると、そのお子さんが、アメリカと異なる文化や伝統、言葉を持つ、日本への帰属意識(アイデンティティ)が、困難になるのは想像に難くないですね。

それに対して、日本の子育ての中で行う早期英語教育のアイデンティティの危機は、どのようにして起こるのでしょうか?

それは主に、英語力が伸びることによって、日本語力が、劣ってしまうことで生じる危機。日本に住みながら、日本人としての体験が、不足してしまうことによる危機。と言い換えられるのではないでしょうか。

では、具体的な早期英語教育のアイデンティティの危機は、どのようにして起こるのでしょうか?

★具体的な早期英語教育のアイデンティティの危機とは?

それでは、具体的な早期英語教育のアイデンティティの危機が起こる、一番の問題とは何でしょうか?

娘が1歳を過ぎて1年間、早期英語教育を行い挫折…。再び5歳半から今、早期英語教育を始めて私が感じること…

そういった早期英語教育を行う中で、子どものアイデンティティの危機が起きてしまう可能性…。

その1番の問題とは?

それは、英語または英語圏に対する、保護者の憧れや情熱が、とても強すぎてしまうこと。

…シンプルすぎでしょうか?

けれども、これはかつての私で、それが強すぎると、子どもに対して、英語や英語環境を子どもに用意することに、どうしても熱心になってしまいます。

そして日本語や日本人としての体験を、後回しにしてしまう…

日本の昔話を読んだり、日本の季節感や行事を大切にするよりも、英語のDVDや英語の教材を大切にしてしまう…

もっと進んだ例では、幼少期や児童期に、プリスクールやインターナショナルスクールへ子どもが入学する。

さらには、今はまだ数は少ないと思いますが、幼少期や児童期に、英語圏の国に、親子で留学することもあるそうです。

ここまでいくと、確かに、早期英語教育を行うことで、帰国子女の方と同じレベルのアイデンティティの危機が起きてしまうかもしれない。日本人の両親を持ち、日本で生まれた純日本人の子どもにも、アイデンティティの危機が生じてしまう…という危惧も、いたし方ないかもしれません。

またそこまでいかなくても、早期英語教育による英語教材との密接な時間により、子どもがDVDが大好き!になり、読書をあまりしなくなった。和書を読むのを好まない。

そうして、国語が難しくなってくる、小学生高学年になって、国語力が伸び悩んでくる…ということも、アイデンティティの危機!日本人としての帰属意識の危機!とまではいかないかもしれませんが、親としては気になる危機になりますね。

ではこのような危機を防ぐために、親ができることはどのようなことでしょうか?

★早期英語教育のアイデンティティの危機を防ぐために親ができること

それは、親自身が、子どもに対して行う早期英語教育のゴールを定めること。

…だと、私個人的には思います。

おそらく、親のいろんな経験があって、様々な子育てがあると思います。

親自身が留学されたり、グローバルに海外でもお仕事される経験があれば、早期英語教育に力を入れて、子どもに世界へ羽ばたいてほしいという願いをもつ親御さんもおられると思います。

その場合は、早期英語教育のアイデンティティの危機もなんのその。世界に羽ばたくには、日本人のみではないアイデンティティを幼少期から形成することが、逆に子どもの強みになるかもしれません。

けれども例えば、わが家みたいな場合…

保護者が英語が苦手。ゆえに中学や高校、大学受験で英語にとても苦労をした。仕事でも、もし英語が使えたら、もっと仕事の幅が広がるのに…。という段階のわが家…。

そうなると、正直なところ、娘に海外の学校へ進学して欲しいという希望はありません。

なのでわが家にとって、早期英語教育は、バイリンガルに育てるというよりも、中学や高校、大学受験で英語が得意科目になってほしい。あくまで英語は、子どもが自分の人生で、やりたいことを実現するための助けになるというスキルの1つ…が英語である。という気持ちにすぎません。

なので、早期英語教育によってアイデンティティが危機になるのは非常に困ります。

そうなると、英語も大事だけど、日本語も大事!

日本の学校も大切だし、うちでも日本の季節感や行事、文化を大切に、子育てをしよう!という軸が決められます。

そうすると、早期英語教育を行いながらも、娘の日本語力は年齢相応かな?とか、和書も十分に与えよう!とか、その他、様々な幼児期ならではの体験も大切に!という子育ての大事なことにも目がいきます。

そうなると、早期英語教育を行っても、子どものアイデンティティの危機は、起こりません。

★まとめ

①子どもに早期英語教育を行うときは、日本人としてのアイデンティティの危機が、起きるかもしれないと意識しましょう。

②子どもに早期英語教育を行うときは、親自身が、子どもに対して行う、早期英語教育のゴールを明確にしましょう。

③日本語や、日本の文化や伝統も大切に、早期英語教育だけに偏らない子育てを大切にしましょう。

日本という豊かな文化も大切に。

子どもの母国語での思考力を育てるために、豊かな日本語に触れる機会も、大切にしたいですね!

ABOUT ME
みやび
みやび
「英語苦手ママ」が5歳の娘と『おうち英語』を開始して、小学3年生の娘が英検4級を取得しました。その子どもの『おうち英語』をとうして自宅学習の大切さと可能性を感じました。 そこで英語以外についても今、楽しく学べる小学生の家庭学習を試行錯誤しています。