おうち英語.com 管理人の みやびです。
幼少期から早期英語教育を始めると、色んな面で英語教育のことが知りたくなりますね。
そんな時に、英語教育の情報の収集に役立つサイトに「朝日新聞デジタル」があります。
今回はその朝日新聞デジタルに、多くの方が気になると思われる、現在の大学入試英語の新たな動きに関する情報がありましたので、まとめてみたいと思います。
早期英語教育で気になる?新たな大学入試英語の試験とは?

2016年2月29日の朝日新聞デジタル「 新時代切り開く力とは 朝日未来教育フォーラム 」
この日、大学入試改革などをテーマに、文部化科学省の幹部や大学のトップ、高等教育の専門家の方々が、今後の大学入試のあり方について、講演やパネルディスカッションをされました。英語については、4技能をみるという方向で議論が進んでいるそうです。
その中で、英検を主催する日本英語検定協会と、上智大学が、近年開発した新しい英語の資格試験である「TEAP」について触れられていました。
このTEAPは今年度の大学入試において、全国21大学が、英語の入試科目として採用したとのことです。
TEAPを大学入試に採用した大学(2016.5.20現在)
上智大学・立教大学・中央大学・青山学院大学・獨協大学・神田外国語大学・東京理科大学・武蔵野大学・筑波大学・明治大学・早稲田大学・学習院大学・明治学院大学・関東学院大学・聖路加国際大学・東洋大学・法政大学・駒澤大学…(一部抜粋)
大学によって、全学部の一般入試に採用したり、推薦入試のみに採用するなど、導入方法は異なります。
しかし関東の名だたる大学が、入学試験にTEAPを採用するということは、今後、他の大学も後に続く可能性もあるかもしれませんね。
それではこのTEAPという試験とは、どのようなものでしょうか?
早期英語教育でめざしたい?TEAP試験の内容とは?
早期英語教育の目指す、親の方向性のひとつとなるかもしれないTEAPとはどのようなものでしょうか?
日本英語検定協会のHPから簡単にまとめてみたいと思います。
TEAPは高校3年生を対象とし、大学入試を想定した試験。
英検のレベルとしては準2級から準1級程度。
「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能を測る。
出題分野は、大学教育で遭遇する語彙・場面・分野を想定したアカデミックな分野に特化したもの。
受験は年に複数回、受けることが可能。
このTEAPには、さらに、「話す」「書く」を実践的にしたTEAP CBTも開発されたそうです。
まとめ
✳︎新たに設けられた大学入試向けの試験は、英語の「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を測定するもの。
早期英語教育の目標の一つとして、上記の4技能は避けては通れないようです。
娘が成長した頃に求められる大学入試の英語は、ますます、バランスよく習得された、深いレベルの英語になるのでしょうか…。
今は、目の前の幼い子どもの発話を求めすぎることなく、上質な英語のインプットの継続と、それから求められるアウトプットへの移行を目標に、焦ることなくゆっくりと、娘の英語力をつけていきたいと思います。
それにしても「朝日新聞デジタル」、今の英語教育の情報収集に役立ちます!
